現代のバスケットボールは、オールドスクールなプレイスタイルは維持しながらも、ゲームプレイの形が大きく変化しています。レブロン・ジェームズ、ステフィン・カリー、ケビン・デュラントを始めとする選手たちはオフェンスの脅威の定義を塗り替える功績を残しています。

2000年代のアメリカでは大きな“バギー”ショーツにビッグサイズの服が流行していましたが、ロサンゼルス・レイカーズやサンアントニオ・スパーズなどの強豪チームが大活躍した時期でもありました。この年代はリーグ内の様々なチームに殿堂入りした選手が所属しており、史上最強と言われる選手たちがその評価を確立したのもこの時代でした。

1990年代はチーム間の激しい競争もありましたが、シカゴ・ブルズがリーグのあらゆるチームを圧倒する強さを誇っていた時代でした。ブルズはマジック・ジョンソンとカリーム・アブドゥル=ジャバーが率いたレイカーズ以来となる覇権を築き上げ、新時代が幕を開けました。

1980年代は世代を越えた優れた選手たちが多数存在し、バスケットボールの黄金時代とも言われています。ロサンゼルス・レイカーズとボストン・セルティックスが長年に渡ってトップの座をめぐって激しい頂上争いを繰り広げ、数々の名勝負が生まれました。マジック・ジョンソンとラリー・バードの戦いは伝説となっており、2人はこの時代を代表する選手となりました。

この時代は NBA 史上最高のダンカーを見るためにアリーナにファンが詰めかけた時代でした。ジュリアス・“Dr. J”・アービングはこの時代を代表する選手であり、ゴール際で比類なき技巧を披露してくれました。1970年代は激しくぶつかり合うフィジカルなバスケットボールのプレイスタイルが確立した時代であり、タフな選手でなければトップに登り詰めることはできませんでした。

ウィルト・チェンバレン、ビル・ラッセル、ジェリー・ウェストらが初めてのスーパースターとなり、彼らのおかげで NBA の知名度が大きく上がりました。1960年代はワイルドウェストなバスケットボールの開拓時代であり、後の世代の基礎が築かれた時代でした。身長の高いビッグマンやパス中心のガードが特徴で、激しくフィジカルな、純粋なバスケットボールが観客を魅了しました。