素晴らしい「NBA 2K」のコミュニティーの皆さん、こんにちは! Visual Conceptsのエグゼクティブプロデューサー兼「NBA 2K」開発の統括責任者、エリック·ボエニッシュです。『NBA 2K23』がついに発売されました! Visual Conceptsチームが「マイキャリア」と「ザ·シティ」に力を注ぎ込んだ素晴らしい作品をやっと皆さんにお届けできること、これ以上はないほど興奮しています!『NBA 2K23』のアップグレードに関する情報は、すでにたくさん公開されています。詳細を知りたい場合は、コートサイドレポートをご覧ください。
「ザ·シティ」
『NBA 2K21』で誕生し、『NBA 2K23』の次世代機版で利用できる「ザ·シティ」では、より大きなコミュニティを形成し、グループ間の競争を視覚化することで、私たちがまだ真に達成したことのないあり方を目指しています。『NBA 2K22』では、特に「マイキャリア」モードでは、シームレスな統合をともなう数々の改良が施されました。『NBA 2K23』では、コミュニティの皆さんからのフィードバックを基に、「ザ·シティ」が新しく生まれ変わります!
『NBA 2K22』の「ザ·シティ」では、ゲームを進行したり、各所属コートエリア間を探索するために長い距離を走ったり、スケートボードを走らせなければならない、というフィードバックがありました。このコミュニティからのご意見に対し、2つの対処法をご提供したいと思います。
- 『NBA 2K22』の「ザ·シティ」は、『NBA 2K22』と比較して約30%規模が小さくなっています。目的地間の距離が長くなってしまう原因だった未使用の建物を減らし、よりコンパクトな「ザ·シティ」が実現しました。
- 高速移動が可能に!『NBA 2K23』の「ザ·シティ」周辺には地下鉄の駅が点在しています。いつでも乗車できるので「ザ·シティ」内を素早く移動したいときに利用しましょう。どこにいても「ファストトラベルステーション」は簡単に見つけられます。PlayStation®5 コントローラーのR1を押すと現在地から最も近い駅にピンを指すことができ、そのまま誘導されます。駅に着いたら、「ザ·シティ」内の別の「ファストトラベル位置」を選択。瞬時に移動できます。移動は文字通りロード時間もなく一瞬です!
コミュニティからのフィードバックは、誰もがプレイをしたくなるようなゲームに成長するためにできる唯一かつ重要なものです。「NBA 2K」体験の改善に、私たちはフィードバックを積極的に募っています。それでは、過去最高の仕上がりとなった『NBA 2K23』の「ザ·シティ」の詳細をご紹介しましょう!
所属地区
下のスクリーンショットはもうご覧いただいたでしょうか?『2K23』では所属チームの本拠地となる「ザ·シティ」の隅にある隠れ家のような拠点を廃止しました。『NBA 2K22』では「ザ·シティ」の風景にシームレスに溶け込み、機能していましたが、今年はコミュニティの本質に迫るテーマ別の目的地として生まれ変わりました。さあ、新たな遊び場へ飛び込みましょう!
「South City Vipers」
広大なジャングルをイメージした、新たなVipersの所属地区は、プレイヤーを別世界へと誘うかのようです。エリアの中心には巨大な神殿があり、その両脇にそびえるViper像の口からプールへと水が流れ落ちています。周辺を移動すると、ジャングルの音や木々の鳥の声、焚き火、小屋のある村(そのうちの1つでは「マイプレイヤー」にVipersギアを装備することができます) 、風景と同化しつつある壊れた飛行機、地形やコートエリアの周囲に点在する池など数多くの場所を目にすることができるでしょう。
「North Side Knights」
『NBA 2K23』で、North Side Knightsの新しい本拠地へ向かう途中で、土の小道を駆け上がり跳ね橋を渡れば、まるで中世へタイムスリップしたような気分に浸れます。今年のKnightsは、理想的なお城を舞台にプレイできます。ゴールや支柱は精巧にデザインされた木造建築で、城壁には紋章が描かれています。夜には壁掛け式の松明が、コートの周囲に配置された柔らかな光と調和し、夜道を照らします。個人的にお勧めの時間帯は午後6時ごろ(ゲーム内時間)です。夕日が城の塔に差しかかり、エリア全体が黄金の輝きに包まれます。今作の「ザ·シティ」のヴィジュアルを向上させた技術は目を見張るものがあり、その進化を実感できるのが、このような場面です。
「Western Wildcats」
「ザ·シティ」から小道に入り、新しいWildcats地区に入ると景色は一変します。峡谷に囲まれた、灼熱の太陽の下の半砂漠のような風景が広がります。Wildcats地区の目印となるのは、渓谷の真ん中にある巨大な柱です。柱を取り囲むようにプレイ可能なコートがいくつかあり、低木や多肉植物を中心に、この気候でも耐えうる植物などが生えています。コートは、地面に建てられた円柱状の柱に、古い木製のバックボードとネットが取り付けられた、環境に合わせた素朴な造りになっています。この地区で最も高い場所から見下ろせば、新しくなったピンクダイヤモンドプラザなど、「ザ·シティ」で最も高い建物の頂上まで眺めることができるでしょう。(夜景はさらに素敵です!)「ザ·シティ」の規模感や、それぞれの地区の個性あふれる仕上がりや開発チームによる努力を感じていただけるのではないでしょうか。
「Beasts of the East」
『NBA 2K23』のBeastsは、かつて休火山だったカルデラを本拠地に熱戦を繰り広げます。公園の入り口には、ヤシの木とビーチのような砂浜があり、のどかな雰囲気です。この環境は、溶岩が流れる壁、割れ目、裂け目が見られる、活火山の風景にあっという間に取って変わります。溶岩の赤い輝きは、特に夜にその色で支配するかのようにすべてを覆うでしょう。各コートのゴールには、溶けたような跡がありますが、これは急速に冷却され火成岩の状態になっているようです。細部のディテールが作りこまれた、東部らしく荒々しい雰囲気のこの地区に、没頭できること間違いなしです!
「ザ·ブロック」
「ザ·シティ」の中心に位置するのは、新たに誕生した大会の聖地「ザ·ブロック」です。コミュニティ主導で回るこの場所では、お好みの対戦方法を様々見つけられます。「ザ·ブロック」の特徴は以下です:
- シアター(今作で新登場。詳細は下記)
- PRO-AM (3on3と5on5を体験できる新機能)
- The REC (外観と内装が刷新)
- Ante-Up (アンティアップ)
- Club 2K
- Black Lives Matter コート (新デザインで3on3体験が可能に)
- Kobe コート (新デザインで3on3体験が可能に)
素晴らしいコンテンツが集まるこの地域は、24時間365日遊んだり対戦したりする人たちで賑わうことでしょう。特にエキサイティングなのは、KobeコートとBLMコートがこの地域に登場したことです。あまり使われていなかった施設ですが、3on3が可能になったので2Kの仲間を待つ時にでも、どちらかでゲームすることができますね。とっても楽しみです!
シアター
シアターについては、特に語りたいことがあります。「ザ·シティ」でプレイする際の新たなお気に入りの場所になりそうな予感です!前作では「ザ·シティ」内に点在していた倉庫に代わって、この中心的な場所では、すぐにマッチメイキングして熱戦を繰り広げることが可能です。シアターの外側は、映画館のような外観になっています。建物の外壁には、大きな4枚の「映画ポスター」が貼られ、その時シアター内で行われているイベントの詳細が分かるようになっています。シアター内に入ればロビーがあり、どのシアター/オーディトリウムに入るか決めるだけです。素早く、簡単に、何よりもシームレスに2Kのバスケットボールをプレイすることができます。
私がシアターで好きな点はそのダイナミズムにあります。毎週金曜日の朝(太平洋時間)、4つのイベントリストが全て入れ替わって新しいイベントとなります。つまり年間を通して続々と登場する新しいローテーションイベントをプレイでき、あなたとチームメンバーは週ごとに違う体験ができます。9月9日の発売日から翌16日金曜日までのシアター第1週目のスケジュールは以下の通りです。
第1週:
- シアター1:Loser's Out - 1人で来ても友達と来ても体験可能な2on2。ただ一点、名前の通りゴール後は相手チームにポゼッションを奪われます。
- シアター2:Hustle - 1人で来ても友達と来ても体験可能な3on3。ハッスルでは、12秒シュートクロックが設定されていて、ノンストップでスピード感のあるプレイができます。
- シアター3:Comp: Squads Only - チームメンバーを率いての 3on3 が可能。2K経験者なら気に入ること間違いなしのコンプモードは、最強者だけが勝ち残れる舞台をチューニングしています。暴れまくれ!
- シアター4:Rooks: No Squads - チーム対戦不可の 3on3 体験。「マイプレイヤー」のレベルアップに最適です。入場が許可されるのはレーティングが75以下のプレイヤーだけです。
このような形式により、今までの「NBA 2K」で体験したことのない創造的かつ新しいゲームタイプを製作することが可能になりました。繰り返すようですが、私たちは皆さんのお好きなイベント、あまりお好きでないイベント、数週間周期で繰り返してほしいイベント、それらのフィードバックを年間を通して受け付けています。今作で予定しているすべてをご紹介することはできませんが、今年開催されるイベントをいくつかご紹介しましょう。
- Double or Nothing:勝てば経験値を2倍取得できます。負けたチームの獲得値は0です。
- In The Bank:対戦相手をシャットアウトすると金庫に1ポイント追加されます。3PTラインの向こうから最初にシュートしたチームが現在の残高を回収します。ペリメーターディフェンダーをここへ連れてこよう!
- Pulling Weight:チームメンバー全員がオフェンスに平等に貢献することになります。(この部分については、時が来たら詳しくご説明します!)
- Living The Dream:「マイプレイヤー」の本領発揮の場。イベント中はそのビルドの属性とバッジが最大になります。
これらは様々な独自の方法で構成できます。2on2、3on3、5on5、チーム対戦のみ、チーム対戦不可、レベル40限定、Vipers限定などです。実際にはもっとたくさんのゲームタイプがあるのですが、個人的に好きなものは、その週が来るまでは秘密にしておきます。シアターはコミュニティを1つにし、全員が協力する経験の場となってくれるでしょう。
アリーナ
新しくなった都市の景色や賑わいを求めて「ザ·シティ」へ出かけると、アリーナが見えてくるでしょう。このアリーナは「マイキャリア」でNBAゲームをプレイするためにナビゲートしてくれる実物大のNBAアリーナです。上のスクリーンショットからわかるように、正面には大きな広場があり、人々が集まり、友達と待ち合わせをし、おしゃべりしながら、あなたのショーを見るためにアリーナに入るのを待っているのです!正面玄関に近づくにつれて、セキュリティを通過して建物へ入る人々の列が見えてきます。あなたは今やNBAのスター選手への道を駆け上がっています。選手専用の入り口は左側です!
プレーヤー専用の入り口をくぐると『NBA 2K23』で新しく追加されたエリアになります。ここではこれから始まるNBAの試合の準備をしたり、待機しているメディアの前でRussell Westbook風のウォークを披露したり、必要に応じてクエストを完了したりできます。試合終了後は、アリーナの裏側を移動して記者会見室で報道陣と会見したりします。このダイナミックな環境は、アリーナが「ザ·シティ」の中心部にあるためであり、「ザ·シティ」の構造と「マイキャリア」をシームレスに結びつけています。「マイキャリア」でスターを育てながら、「ザ·シティ」の住人たちにも注目してみてください。あなたの最大のライバルのShep Owensの服を着ている人もいるでしょう。あなたのジャージを着ている人もいるかもしれません。今作の「マイキャリア」でのあなたのクエストの1つは、街とそこに住む人々を魅了することです。少し努力をすれば、すぐにあなたのジャージを着てくれることでしょう!
DREAMVILLE フィーチャリング J. COLE
「ザ·ビースト」からほど近い南東に、『NBA 2K23』のために「ザ·シティ」に移転した新しいスタジオ...Dreamville Studioがあります。グラミー賞にノミネートされたアーティスト兼プロデューサーのJ.Coleが設立したDreamville Studioは、「マイプレイヤー」が最後にアクセスできるようになる場所です。しかし、それはあなたがCole本人に会うにふさわしいと証明した場合のみ。旅の途中、DreamvilleのアーティストBasとの出会いが、J.Coleに認められるための足がかりを与えてくれるでしょう。Cole自身が素晴らしいバスケットボール選手であり、彼と友人になれば、「ザ·シティ」を魅了するためのクエストを手伝ってくれるかもしれません。
イベントセンター
『NBA 2K23』のイベントセンターは、重要な建物にふさわしい、けた違いなレベルの斬新さが加わった新しいデザインと外観を備えて登場します。今年もお気に入りのイベントはもちろん、必ず欲しくなる報酬が用意された、新しいイベントが開催される予定です。この建物は、稼働していないときにはその存在を潜めていますが、いざイベントが開催されると街全体から一斉に注目を集めることになります。建物は拡大されるごとに精巧に変形して、花火も打ち上げられるので「ザ·シティ」の誰もが集まるようになります。今作のイベントセンターでは、2Kリーグと連携したイベントやコミュニティの皆さんに楽しんでいただけるコンテンツを予定しています。皆さんのお越しをお待ちしています!
Jordan チャレンジビルディング
「ザ·ブロック」にそびえ立ち、北側の通りの真向かいに、「Jordan チャレンジ」の専用ビルがあります。夕暮れ時に赤く輝く、最先端のデザインが特徴のJordan チャレンジビルディングには『NBA 2K23』の「Jordan チャレンジ」モードへ簡単にアクセスできるポータルがあります。この画期的な方法は、「NBA 2K」コミュニティへのラブレターとも言えるでしょう。過ぎ去った時代をほぼ完璧に再現するために、多大な努力が費やされました。15のチャレンジをすべて完了するまで、プレイヤーの皆さんを虜にして離さないことをお約束します。体験中に提示される課題を十分にクリアすることができれば、「マイプレイヤー」が「ザ·シティ」で着用できる3つの限定アイテムがアンロックされます。ゲーム内の他の場所では入手できないこれらの3つのアパレルアイテムは、ジョーダンのキャリアを決定づける瞬間を完全再現できた、という証です。
報酬は次の通りです:
- 「マイプレイヤー」用のUNCマイケル·ジョーダンジャージ
- 「マイプレイヤー」用のゴールドジャンプマンネックレス
- 「マイプレイヤー」のダンクレーティングを+1ブーストする23エンブレムのカーフスリーブ
レジェンドになろう
レジェンドを目指すレースが帰ってきた!『NBA 2K22』でレジェンドステータスを達成するには、4つのシーズンでレベル 40 に到達する必要がありました。『NBA 2K23』では、コミュニティの皆様からのフィードバックに基づいて方式を変更します。今年は、達成すべき目標が4つあります。これらの目標を達成するには、信じられないほどの時間、忍耐、そして純粋なスキルが必要です。このゴールにたどり着くために、必要な忍耐力を示した人が今年のレジェンド賞を手にできます。内容ついてのヒントはここでは述べませんが、一部は外見、一部はパフォーマンスを向上させるものになるでしょう。現世代機版「G.O.A.T. 号」と次世代機版「ザ·シティ」のレジェンド賞の中身は、どちらもユニークで素晴らしいものです。コミュニティの誰が両方を手にすることができるでしょうか?!
シーズン
『NBA 2K22』で登場したシーズン制度は、コミュニティにとって大きな成功でした。形式は非常にシンプルで、以前からあるゲームタイプをプレイするだけで報酬を獲得できます。最高なのは、それが完全に無料だったことです!『NBA 2K21』(およびその数年前)を振り返ると、かなりのアップグレードがなされた現在のシーズンはプレイヤーである皆様に、より多くの価値を提供していると言えるでしょう。 本作のシーズンでは、6 週間ごとに新しい報酬を獲得できます。『NBA 2K23』で、シーズンが「ザ·シティ」に戻ってくることを発表できることは大変嬉しいことです。昨年の体験を改善して、今年はたくさんの報酬の提供を計画しています。『NBA 2K23』のシーズンでは、追加料金なしでプレイヤーは新しいコンテンツにアクセスして報酬を獲得したり、プレイしたりできます!シーズン1の情報は近日公開です。お楽しみに!
まとめ
Visual Concepts のチームが作成した「マイキャリア」と次世代機版向けの『NBA 2K23』の「ザ·シティ」には、これ以上ないほど興奮しています。「ザ·シティ」のビジョンは『NBA 2K21』で生まれ、両方に引き継がれています。過去数年間で進化し、同時に実を結びました。今日があるのは開発チームのたゆまぬ努力と、コミュニティから寄せられるフィードバックのおかげです。皆さんの情熱と熱意が発展をもたらし、革新し続ける原動力です。私は常に、ファンが何を求めているかを推測するのではなく、ファンが求めているゲームを提供することを信条にしてきました。皆さんのご協力に感謝いたします!
「NBA 2K」コミュニティのメンバー全員に捧げます。「ザ·シティ」でお会いしましょう!
エリック·ボエニッシュ
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